【2023年最新】いつからいつまで?保育士の借り上げ社宅の利用期間
関連ワード: 借上げ社宅(家賃補助) 保育士とお金
保育士は月額8万2,000円の家賃補助を受けることができる借り上げ社宅制度。入社日から起算して8年利用することが可能です。ただし、5年以内となる場合もあります。2015年から始まり、度々見直されているこの制度。「いつから」「いつまで」利用できるのか、2022年現在のルールと2023年からの新ルールを詳しく解説していきます。
【東京都内 社宅・住宅手当あり】保育求人を探すいつから使える?【保育士の借り上げ社宅制度】
入社予定日にあわせて利用開始
基本的には入社日にあわせて利用開始となります。
自治体によっては、月や年度ごとに申し込み期限が決まっており、入社のタイミングによってはすぐに利用できない場合もあります。
そのため、余裕を持った求人探しがおすすめです。
いつまで使える?【保育士の借り上げ社宅制度】
入社後、8年利用可能!
採用された日から8年利用することができます。ただし、8年間の補助が確約されるものではありません。制度の変更や、利用者が補助の対象から外れてしまった場合は、採用から8年以内でも補助終了となる可能性もあります。
令和4年度から段階的に見直されており、令和5年度(2023年4月〜2024年3月)からは対象期間が、現在の8年から7年になります。
自治体の保育士有効求人倍率によっては、5年以内の利用となる場合もあります。厚生労働省が定める「保育士宿舎借り上げ支援事業」の要件では下記の通り定められています。
【補助の対象者】
・採用された日から起算して8年以内の常勤の保育士
≪下記の場合は5年以内≫
・直近2か年の1月の職業安定所別の保育士の有効求人倍率が連続して2未満の場合
ただし、直近2か年の4月の待機児童数がいずれも50人以上の場合は、当年度に限り8年以内。
※前年度に事業の対象だった者で引き続き当年度も事業の対象となる場合は、前年度の年数が適用されます。
【以下より抜粋】
厚生労働省ホームページ
―令和5年度 保育関係予算概算要求の概要(PDF)
いつまで続く?【保育士の借り上げ社宅制度】
現時点(2023年2月)で終了時期は未定
いち早く借り上げ社宅制度を導入した世田谷区は当初2021年3月までを期限としていました。しかし現在も継続されています。
保育を支える保育人材の確保のための制度ですので、保育需要が続く限りは続いていく制度かと思われます。
令和3年度に要件の見直しがあり、全国一律から地域に合わせた対象期間や補助金額の設定が設けられるようになりました。利用できる期間も10年以内から8年以内に短縮され、2023年4月からは7年以内となります。有効求人倍率によってはさらに5年以内に短縮されることになりました。
参考:
>> 保育士さんの借上げ社宅制度とは?|令和3年度に要件見直し!期間や金額に変更あり
2015年の制度開始時、利用期間は5年でした。その後10年に拡充し、現在は8年もしくは5年となっています。この7年で度々制度が見直されてきました。今後も見直される可能性があるので、最新情報をチェックしていきましょう。
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