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東京で働きたい!保育士さんが知るべき情報まとめ
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目黒区の借上げ社宅制度(家賃補助)を解説!

関連ワード: 借上げ社宅(家賃補助)

  • 2024/08/21 最終更新 [掲載開始日:2017/11/22]
改田 旬子

この記事を監修したのは

改田 旬子 (保育士・幼稚園教諭)

東京都目黒の保育士向け借上げ社宅制度(家賃補助)についてまとめました。 目黒区では、区内に住居する場合月額9万2,000円を上限に家賃補助が支給されます。区外に住居することも可能で、その場合は月額8万2,000円を上限に補助されます。

目黒区の街並み

東京都目黒区での借上げ社宅制度の上限額は?

9万2,000円を上限に家賃補助が受けられる!

上限額 目黒区内に住居する場合
・9万2,000円
目黒区外に住居する場合
・8万2,000円
礼金の補助 あり
敷金の補助 なし
物件 区外もOK
その他 共益費(管理費)、更新料の補助あり

また、目黒区内の保育施設で勤務する保育士や看護師のお子様が認可保育所等に預けやすくなったりと子育て中の保育士にとって嬉しい制度も整っています!

目黒区の借上げ社宅制度を詳しく解説!

1 補助額と目黒区の家賃相場

月9万2,000円の補助に対し、一人暮らし用物件の家賃は9万4,000円が相場!

目黒区の家賃補助額は、区内に住居される場合月額9万2,000円区外に住居される場合月額8万2,000円です。
※区内の借上げ宿舎については、目黒区独自補助を上乗せし補助を行います。

補助対象となるのは、賃借料共益費(管理費)礼金及び更新料です。

目黒区のワンルームや1Kの家賃相場は約9万4,000円です。
目黒区は東京23区内でも家賃相場の高いエリアですが、家賃補助を受ければ、自己負担は月額数千円程度で住むことが可能です。
都内に住んでいる人でも憧れの街、目黒区に数千円の自己負担で住むことができるのはとても魅力的ですね!
目黒区の借上げ社宅制度では、区外に住むことも可能です。
自己負担なく、住みたい方は近隣区で物件を探すことをおすすめします。

2 自己負担はいくら?

毎月の自己負担は0〜2万円程度!その他初期費用も準備しよう。

目黒区の保育士向け借上げ社宅制度を利用する場合、月額の自己負担額は0円〜2万円程度です。

何故、月額の自己負担額が発生するのか疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、自治体の借上げ社宅制度の他に、保育園の運営法人ごとに社宅利用の規定を設けている場合があり、目黒区の家賃上限9万2,000円以内の物件に住んでいる方でも、月額の家賃が発生することがあるのです。
月額の自己負担額が発生するのは、目黒区に限ったことではなく、他自治体でも同様です。 就職先の法人によって負担額が変わりますので注意しましょう。

入居の際に発生する初期費用に関して、目黒区の借上げ社宅制度では礼金を補助して頂けます。
ただ、これも就職先の法人によって補助されない場合もありますので、事前に確認しましょう。
初期費用をなるべく抑えて上京したい方は、法人独自で補助をしているところもあります。
敷金、礼金の他、仲介手数料、火災保険、鍵の交換費用、引越し補助をしている場合もあるので、初期費用を抑えたい方は独自の上京サポートを実施している保育園を検討しましょう。

3 補助を受けられるのはどんな人?

補助を受けるための条件を満たす必要あり!

目黒区の認可保育所、認定子ども園、認証保育所、小規模保育事業等の常勤保育士等が補助対象となります。
また、以前までは、採用から5年以内の保育士が補助の対象となっていましたが、採用6年目以降の保育士等についても補助の対象となり対象幅が拡大しました。

同居や同棲はできる?

目黒区では同棲、ルームシェアなどの同居を許可しています。ただし、同居人の住宅手当が支給されていない場合に限ります。
また、法人によっては同居人の収入制限を条件とする場合もあるので、詳細については確認しましょう。

4 利用するには?

目黒区の補助規定を満たし、借上げ社宅制度の利用が可能な法人に就職する必要があります。中には、社宅制度が利用できない法人もあるので事前にしっかり確認しましょう。

自己負担額や物件の選び方、引越し補助などの上京サポートの有無は、保育園の運営法人ごとに異なりますので、注意が必要です。
求人が多すぎてよくわからない方は、転職サポートを受けることも検討してください。

5 目黒区ってどんな区?

オシャレな街として人気のエリア!

目黒区は、東京23区の南西部に位置しており渋谷区、品川区、世田谷区、大田区に隣接している区です。
オシャレな街&治安の良さで「住みたい街ランキング」では常に上位に入る人気エリアです。
人気エリアということもあり、東京都内でも家賃相場が高く、一人暮らしをするにはハードルの高い区です。
そんな目黒区は東京都の待機児童数(平成29年度)は世田谷区に次ぐワースト2位となっています。

6 目黒区の保育環境

目黒区では、保育人材確保の為、区内の保育施設で勤務する保育士・看護師の認可保育所等の利用調整基準を変更致しました。
この変更により、指数同位の優先順位の5番目に新たな項目を追加されました。

追加項目
区内保育施設(区が利用調整する施設等及び区内の東京都認証保育所)に週5日かつ1日7時間以上勤務する育児休業中(各年4月の利用調整においては、地域型保育又は東京都認証保育所の卒園児に関して育児休業中以外の場合を含む。)の保育士又は看護師であって、当該児童の入所月の翌年度末まで区内保育施設において保育又は看護業務に継続して従事するもの。

※利用調整基準のうち指数同位の場合に優先順位を設けるものですので、これにより必ずしも入所が可能となるものではありません
下記、すべてに該当する方が対象となります。

POINT

@ 保育業務に従事する若しくは従事予定の保育士、又は看護業務に従事する若しくは従事予定の看護師
A 目黒区が利用調整する認可保育所、認定子ども園、地域型保育事業、又は目黒区内の認証保育所に勤務する者
B 週5日かつ1日7時間以上勤務又は勤務予定
C 申込締切日現在又は利用希望日現在において育児休業中

この内容は、雇用形態は問わないものですので、上記項目にすべて当てはまればパート・アルバイトでも問題ありません。

[参考]
■ 認可保育所等利用調整基準の変更(平成29年5月入所の選考から)について
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikuen/kijunnhenkou_hoikusi_kanngosi.files/hoikusi_kanngosi_yuusenn.pdf
■平成30年度認可保育所整備・開設事業者募集要項(平成30年4月12日:目黒区)
https://www.city.meguro.tokyo.jp/nyusatsu/jigyossha_boshu/30tintaigatahoikusho_kobo.files/30_bosyuyoko_zuiji_02.pdf

7 まとめ

目黒区の借上げ社宅制度について押えておきたいポイントは3つです。

POINT

@ 家賃補助額は区内住居の場合9万2,000円、区外住居の場合8万2,000円
A 区外に住んでもOK
B 共益費(管理費)、更新料の補助あり
※ 実際の規定は保育園の運営法人により異なります

目黒区では、保育士が復帰しやすく、また長く安心して過ごせる環境が整っています。
まずは、求人探しから始めましょう。


※借上げ社宅制度は、目黒区から保育士さんへ直接補助を行うものではありません。補助金は保育園を運営する事業者に支給されるため、利用の際は法人の規定を確認ください※

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