墨田区の借上げ社宅制度(家賃補助)を解説!
関連ワード: 借上げ社宅(家賃補助)
東京都墨田区の保育士向け借上げ社宅制度(家賃補助)についてまとめました。 墨田区では8万2,000円を上限に家賃補助が支給されます。墨田区内の対象保育園に就職し墨田区内に住むことが前提条件です。
上限額 | 8万2,000円 |
---|---|
礼金の補助 | 記載なし |
敷金の補助 | 記載なし |
物件 | 区内に住居 |
その他 | 賃料の他、共益費および管理費も補助対象 |
古くから下町として発展してきた墨田区。花火大会やお相撲など伝統文化の街でもありますが近年では、東京スカイツリーが出来たことによって観光の街にもなりました。ここでは墨田区の借上げ社宅制度について、詳しく解説していきます。
1 補助額と墨田区の家賃相場
月8万2,000円までの補助に対し、家賃相場は8万円程度!
墨田区の家賃補助額は、8万2,000円が上限です。
賃料の他、共益費および管理費は補助対象ですが、礼金・敷金等の補助については区のHPでは記載(H29年現在)がありませんので保育園の各運営事業所に確認してください。
墨田区の社宅制度では、墨田区内の保育園に勤務し区内に住むということが条件となります。
墨田区の一人暮らし用の物件の家賃相場は1Kで8万前後です。
ただ、同じ墨田区内であってもエリアによって家賃相場も異なり、錦糸町駅周辺は高い傾向にあるようです。
※補助の金額や条件は、保育施設によって異なります。宿舎借り上げ制度の利用状況を必ず各運営事業者にご確認ください。
※補助は法人に対して行います。個人への直接補助ではありません。
2 自己負担はいくら?
毎月の自己負担は0〜2万円程度!その他初期費用も準備しよう。
墨田区の保育士向け借上げ社宅制度を利用する場合、毎月の自己負担額の相場は月額0円〜2万円程度です。
墨田区の規定で補助額は月額8万2,000円となっていますが、家賃が補助額内の場合であっても、就職する保育園によっては一定額(1万〜2万円)の賃料が給与から引かれる場合もあります。
これは月々の所得税の負担を減らすため、あえて一定額の自己負担を設定しているものです。
一定額、毎月引かれる場合であっても、賃料の自己負担が無しの場合であっても年収の手取り額にあまり大差はありません。
賃料の自己負担額で就職先を決めるのではなく、保育方針や園の雰囲気が自分に合っている保育園で就職を決めましょうね。
また、どのような物件が選べるのかは各保育園の規定によって異ります。
「自分で自由に探せる」「提携の不動産会社がある」「保育園指定の物件に入居する」と大まかに3パターンに分かれるので、こだわりがある方はしっかり確認しましょう。
引越しの初期費用(敷金・礼金など)については、保育園の運営法人が独自に実施している上京サポートを利用することで抑えることが可能です。中には引越し費用をはじめ、上京にかかる初期費用を全て会社が負担してくれる法人もあります。
せっかくの機会ですので、ぜひ利用しましょう!
3 補助を受けられるのはどんな人?
補助を受けるための条件を満たす必要あり!
墨田区の借上げ社宅制度を利用するには、下記の条件を全て満たす必要があります。
@ 墨田区内の保育施設(認可保育所、小規模保育所、認定こども園、認証保育園)に勤務する保育士、看護師及び栄養士等。
A 所定労働時間が1日6時間以上で、かつ、月20日以上勤務している者。
B 住宅手当等が支給されていない者または、支給されている同居者がいない者
4 利用するには?
墨田区にある借上げ社宅制度が利用可能な保育園に就職しよう
墨田区内の借上げ社宅制度の利用が可能な保育園に就職する必要があります。
補助の金額や条件は、保育施設によって異なりますので、宿舎借り上げ制度の利用状況を必ず各運営事業者にご確認ください。
入社が決定したら、就職先の保育園を通して墨田区に補助の申請を行います。そのため転職活動の段階で準備する書類などはありません。
5 墨田区ってどんな区?
昔ながらと新しい街並みが入り混じる街!
墨田区は日本の伝統文化が残る街です。
日本の国技でもある相撲にも縁がある地で、相撲部屋の3分の1が墨田区に集まっています。
その他にも、毎年多くの人で賑わう夏の風物詩、隅田川花火大会の発祥の地もここ墨田区です。
古くから伝わる文化もあれば、近年では世界一高い電波塔として東京スカイツリーが開業したことにより観光地としても賑わいを見せています。
そんな墨田区は、昔ながらの街並みと、新しい街並みが入り混じる街です。
また、成田空港・羽田空港にも非常にアクセスが良く上京してこられる方にはとても利便性の良い街です。
6 墨田区の保育環境
墨田区では待機児童の解消を目指し【墨田区待機児童解消計画(平成28・29年度)】を定め、待機児童の早期解消を図っています。
計画目標として、平成30年4月1日時点で保育定員を800人拡大し、待機児童をゼロにすることを掲げています。
※平成28年度300人、平成29年度500人拡大
そこで問題になるのは、保育人材の確保です。
墨田区では従来、社宅の補助を1施設あたり2戸及び借り上げ期間も4年と設けておりましたが、保育人材の確保の観点からこの限度を撤廃しました。
また対象も保育士のみではなく看護師及び栄養士まで拡大し、更なる保育人材確保を目指しています。
[参考]
■墨田区保育士等宿舎借上げ支援事業補助金交付要綱
https://www.city.sumida.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/g108RG00001753.html
■ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。墨田区保育所等整備計画(平成27年9月)
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/oshirase/seibikeikaku.files/seibikeikaku.pdf
■運営にあたっての補助等
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/oshirase/29ninkaboshu.files/29sankou7_s.pdf
■墨田区待機児童解消計画(平成28・29年度)
https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/kosodate_keikaku/taiki_kaisyo_plan28.files/taiki_kaisyo_plan28.pdf
7 まとめ
墨田区の借上げ社宅制度について押えておきたいポイントは3つです。
@ 1戸あたり月額82,000円以内
A 墨田区内に住居して頂く必要あり
B 礼金・敷金等の補助は要確認
※ 実際の規定は保育園の運営法人により異なります
また、墨田区内でもエリアによって家賃相場も大幅に異なりますので、墨田区内の各駅周辺で家賃相場を調べてみるのもおすすめです!
※借上げ社宅制度は、墨田区から保育士さんへ直接補助を行うものではありません。補助金は保育園を運営する事業者に支給されるため、利用の際は法人の規定を確認ください※
保育士.netでは、借り上げ社宅や住宅手当のある求人を多数ご紹介しています。 「たくさん保育園があってどの園が良いのか分からない」という方必見!あなた専属のコーディネーターが希望条件やエリアをお伺いし、ぴったりの求人をご案内♪ご面接の調整からご就業まで手厚くサポートします。
保育士の求人を探す関連ワード: 借上げ社宅(家賃補助)