千葉県市川市での借上げ社宅制度(家賃補助)
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市川市では、月額75,000円を上限に社宅制度(家賃補助)を受けることが可能です。また、家賃のほか、管理費、礼金、更新料の補助もあります。さらに、社宅制度(家賃補助)以外にも市川市内で働く保育士に向け月2万円以上の給与上乗せ手当を支給しているのも魅力です。
ここでは、住宅補助制度を利用する際の注意点や、市川市の保育士に向けた制度、家賃相場なども交えながら詳しく紹介していきます。
千葉県市川市での借上げ社宅制度の上限額は?
75,000円を上限に家賃補助が受けられる!
市川市の借り上げ社宅制度では、75,000円を上限として家賃補助を受けることができます。
上限額 | 75,000円 |
---|---|
礼金の補助 | あり |
敷金の補助 | なし |
物件 | 原則市川市内に住居。 |
家賃補助の対象項目 | 管理費、更新料も補助対象。 ※敷金、仲介手数料、保証金、火災保険等は補助対象外。 |
その他 | 新生活準備資金補助(10万円) |
千葉県市川市の借り上げ社宅制度の補助上限額は令和3年3月31日まで月額8万2,000円でしたが、現在は月額7万5,000円に変更されています。これから利用を検討している方は注意が必要です。
ただし、新生活準備資金として最大10万円の支給および、いちかわ手当が月間最大10万円程度支給されます。(すべての保育施設が実施しているものではありません。)
千葉県市川市の家賃相場・自己負担額はどのくらい?
ワンルーム・1Kで家賃は月額55,000円が相場!
市川市の一人暮らし用物件(ワンルームや1K)の家賃相場は約6万円と、市川市の家賃補助上限額より低い金額となっています。そのため、補助額内で物件を探すことは十分可能でしょう。
また、1LDKでも約75.000円程度ですので広めの物件から探すこともできることでしょう。
自己負担は0〜2万円程度!
市川市の借上げ社宅制度の自己負担は0円〜2万円程が相場です。ただし、注意したい点がいくつかあります。
▼事前に確認しておきたい事項
・保育園の運営法人によって補助額が異なることがあり。
・補助額が所得とみなされ所得税がかかることもあり。
その他にも、一般的に引っ越しする際にかかってくる費用【仲介手数料、手数料、火災保険料、鍵の交換代など】は基本自己負担となります。どのくらいの費用がかかるのか、事前にある程度把握しておくようにしましょう。
ちなみに、引っ越し代などの初期費用を保育園側で補助してくれるケースもあるようです。選考時に確認しておきたいポイントの一つですね。
上京する際にかかる費用・負担について『貯金ゼロから上京! 保育士向け上京サポート』で紹介しています。是非こちらも参考にしてみてください。
上京してどのエリアに住むのかは、重要なポイントでしょう。しかし、長期的に働く保育園を探すという観点も考えながら、保育方針や雰囲気なども踏まえて検討されることをおすすめします。
千葉県市川市の家賃補助を受けるには?
補助を受けるための条件を満たす必要あり!
市川市の家賃補助を受けるためには、借り上げ社宅制度が利用可能な法人で保育士として勤務することが前提です。また、以下の条件も満たす必要があります。
補助の対象となる保育士は、以下の要件を全て満たす必要があります。
1. 常勤保育士であること。
※1日6時間以上かつ月20日以上の勤務であれば、正規・非正規な どの雇用形態は問わない。
2. 法人から住居手当またはそれに類する手当等を支給されていない者。
3. 施設長や法人の役員等ではない者。
家賃補助を受け取るための条件は、各保育園(法人)によって違う点もあるようです。支給対象・条件などの詳細については、選考時に確認するようにしましょう。
【千葉県市川市 借上げ社宅制度】利用するまでの流れ・注意点
市川市の借上げ社宅制度を利用するためには、借上げ社宅制度が利用できる保育園に就職することが前提です。選考時に「借上げ社宅制度の利用を希望します」と伝え、借り上げ社宅制度を利用できる保育園かどうか確認するようにしましょう。実際の物件を選ぶのは、入社後となります。
尚、利用時に必要な申請書類などの手配は、入社後に保育園を通して行います。事前に利用を希望する保育士本人が市役所などに出向く必要はありません。
※注意点
物件の選び方は、就業先の保育園(法人)によって様々なケースがあります。例えば、自分で自由に探す、提携の不動産会社を通して選ぶ、法人から指定された物件から選ぶなどがあります。また、初期費用の補助や家賃上限額など独自規定もあったりします。選考時、もしくは事前に確認しておくと安心ですね。
市川市で借り上げ社宅制度以外に実施されている支援・制度を紹介!
給料上乗せ手当『いちかわ手当』
市川市では、私立保育所、認定こども園、小規模保育事業所、家庭的保育事業所で働く保育士に『いちかわ手当』という給与の上乗せ手当を支給しています。この『いちかわ手当』とは、公立保育園の保育士と同水準の給与になることを目的とした市川市独自の取り組みです。
■月額加算額
月額20,000円〜94,813円(保育士)
※加算額は、施設の勤続年数や人件費割合に応じて決定。尚、その他の職種についても加算あり。
■注意事項
市川市内全ての保育施設が『いちかわ手当』を実施しているものではありません。詳細については、直接保育園へ確認してみてください。
新生活準備資金補助
新たに市川市の私立保育施設で働く場合、新生活のための準備資金として市川市で最大10万円を貸し付ける取り組みも行っています。さらに、勤務開始から2年間継続して勤務した場合、返還が免除されます。
※市川市が保育施設に補助を行い、保育施設から支給されます。
■対象者
・1日6時間以上かつ月20日以上勤務する職員(非正規職員も対象)
・過去にこの制度を受け保育士として2年間従事したことがないこと
・施設長や法人の役員等ではない者
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市川市ホームページ(https://www.city.ichikawa.lg.jp/)
―「市川市の保育士確保策について」(https://www.city.ichikawa.lg.jp/chi06/1111000057.html)
―「補助事業等について」(https://www.city.ichikawa.lg.jp/chi06/1111000065.html)
上記をもとに保育士上京ガイドが記事を作成しました。
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